はじめて子ども用メガネが必要になったとき、
「どんなメガネを選んであげたらいいか分からない!」
「小さい頃からメガネをかけると、余計に目が悪くなるって聞いたけど本当?」
など、悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、子ども用メガネの選び方について紹介していきます。
メガネをかけたからといって目が悪くなることはないので、必要になった際に、子どもに合うメガネを作りましょう。
子どもの見え方に不安を感じたら早めの対処を!
子どもの様子をみて「目の見え方」に不安を感じたら、早めに対処することが重要です。
目が良く見えないと、 「黒板の文字が読めない」「ボールが見えない」など、日常生活の中でさまざまな負担がかかります。
「幼い頃からメガネをかけるのは可哀想!」と放置していると、症状が進行したり、授業に集中できなくなったりすることも……。
メガネをかければ、
目の負担軽減
勉強や運動をスムーズに行える
見えないことへのストレス軽減
など、安心安全で快適な日々を送れますよ。
「メガネをかけると度が進む」は間違い!
保護者の方の中には、「メガネをかけると近視がさらに進むのでは?」と心配される方もいらっしゃるようです。
しかし、メガネをかけたことが原因で、度が進むことはありません。
むしろメガネをかけず見えにくい状態を続けると、目のピント調節機能を酷使するため、さらなる視力低下を招く恐れがあります。
メガネが必要になったときは、早めに適切なメガネをかけるようにしましょう。
子ども用メガネの選び方!おさえておきたい3つのチェックポイント
いざ子ども用メガネを作ろうと思っても、さまざまな種類があり、何を基準に選べばいいか悩んでしまいますよね。
実は、子ども用メガネの選び方には、大人のメガネ選びとは少し違ったコツがあります。
子ども用メガネを選ぶ際におさえておきたい3つのチェックポイントについて、順に説明するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
丈夫で壊れにくい素材か
元気に走りまわるなど、やんちゃ盛りの子どもは、動きが激しいです。
また、子どもは大人と比べてメガネを乱暴に扱う傾向にあり、メガネがすぐに壊れないか不安に思う保護者の方も多いのではないでしょうか。
そのため、子ども用メガネ選びでは、丈夫で壊れにくい素材であることが必須条件といっても過言ではありません。
たとえば、 テンプル(つる)は着脱の際に負荷がかかりやすい部分ですが、この部分に柔軟性があると破損や変形が起きにくくなります。
そんなテンプル(つる)に、「形状記憶合金」や「βチタン」を使用しているメガネは、曲げても戻りやすく、弾力性に優れているのでおすすめです。
また、鼻パッドも壊れやすいパーツの1つなので、形状や素材をチェックしておきましょう。
顔のサイズにピッタリ合っているか
子どもの顔のサイズは、一人ひとり違うため、自分の顔にピッタリと合うメガネを選ぶことが大切です。
鼻パッドの大きさや形が合っていなかったり、顔の幅に対してメガネが大きすぎたりすると、メガネがずり落ちやすくなります。
目とレンズの位置がずれた結果、視力に悪影響を及ぼす場合もあるため、子どもの顔にフィットした、ずれにくいメガネを選びましょう。
子どもの顔に合うメガネかどうか見分けるには、
鼻パッドは、隙間なく肌に当たっているか。
メガネをかけたときに、テンプル(つる)が顔に食い込んでいないか。
テンプルが十分に耳にかかり、モダンの先が耳の穴よりも下にあるか。
などを確かめてみてくださいね。
子ども自身が気に入っているデザインか
近年では、ファッション性の高いおしゃれなメガネが、数多く販売されています。
メガネの素材やフィット感ももちろん大切ですが、子ども自身が喜んでかけるデザインのメガネかどうかも重要なポイントです。
子どもの好みでないデザインだと、「メガネ姿が気に入らない!」などとメガネをかけてくれなくなる可能性もあります。
子ども自身が選んだメガネなら、きっと進んでかけてくれるでしょう。
子どもが気に入る、かっこいい・かわいいデザインを一緒に選んでみてくださいね。
子ども用メガネは定期的にメンテナンスするのがおすすめ!
成長期の子どもは、視力の状態がよく変化すると言われています。
「メガネを作って数カ月しか経っていないのに、もう見づらくなってしまった!」というケースもあるそうです。
ほかにも「顔にボールがぶつかった」「うっかりメガネを踏んでしまった」など、レンズにキズが入ったり、フレームが歪んだりする場合も……。
不具合があるメガネをかけていると、見えにくくなるだけでなく、子どもの目の発育に悪影響を及ぼす可能性があります。
そのため、定期的に来店し、メガネのメンテナンスをするのがおすすめです。
また、育ち盛りの子どもは、顔や頭の大きさが1年ごとに変わります。
子どもの成長に合わせて、その都度、適切なメガネを選ぶようにしましょう。
まとめ
今回は、子ども用メガネの選び方について紹介しました。
目が良く見えないと、身体的にも精神的にも、子どもに負担をかけてしまいます。
子どもが毎日快適に過ごせるよう、最適なメガネを一緒に選んであげましょう。